瞑想の先にあるものってなに?瞑想の今と昔。

先日まで行っていた、バリ島でのヨガリトリート。
その最後の夜の夕食の席で、講座で私が話しかけた、「『瞑想の先にあるもの』が気になります」と参加した方から質問が☆

ゆっくりとお話しができるのが、ヨガリトリートのいいところ(^^)

瞑想の先にあるもの。

まず、瞑想やヨガのテーマは「己を悟ること」です。

悟るとか言うと、難しい感じがしますが、「自分とはいったいなんなのか」「本当の自分とはなにか」を知ることです。


今回のヨガリトリートで、私も学ぶことがたくさんありました。

一番の大きな学びは、私が見ている「普通」が、他の人にはそうでもないということが具体的にわかったことです。


音、匂い、周りの様子、人の動き、気配、表情、といったことを「観察」し、人の話は150%くらいで聞く私の「普通」。


でも、「そうじゃないです」と言われてしまいました(⌒-⌒; )


瞑想は「今この一瞬一瞬」に意識を向ける訓練です。

続けていると、「ただやる」「なんとなく」がなくなってきます。


この話をしたところ、意識せずに見過ごしていることや、見逃していることがとても多いことに気づいたと言われました。


スケジュールを詰め込んだり、気分転換をしようとお酒を飲んだり旅に出るのも悪くありませんが、そればかりだと自分と向き合う時間が無くなってしまいます。


時間に追われ、やることをこなし、自分の外に何かを求めることだけだと、「自分は本当はなにがしたいのか」を考えたり、振り返ったりする時間が無いのです。


そうして、毎日が「なんとなく」過ぎていってしまいます。


とかいって、私は「やりたいことをやっている」のに、そのことに気づかないまま「やりたいこと」をずーっと探していました。


やりたいことをやっていることに気づけなかったのは、自分に無理がなくできていたことだからです。


よく「やりたいこと」と「理想や憧れ」が一緒になってしまうことってあります。


本当にやりたいことであれば、壁に当たっても、うまくいかなくても、苦しくても、心折れることがあっても続けることができます。
それは、その「やりたいこと」が生まれ持った才能だからです。

でも、もし理想や憧れが、本当に自分のやりたいこととマッチしていないと、苦しくなったり、続けられなくなってしまったりします。


ヨガの指導をすることや、講演や講座を開催することは、流れで始まってしまったので、自分で選択した意識がありませんでした。


子どもの頃から好きだった、科学(特に宇宙、人体、物理、心理学、古代史など)や趣味の読書、大学で専攻した数学など、どれも今の仕事に役に立つものばかり。
人に(かみくだいて)わかりやすく説明をする、人前で話すことは、子どもの頃からやっていたこと。


嫌いじゃないし。できるからやっている。

それくらいに思っていました。

だから、「本当にやりたいこと」ってなんだろうと探してしまっていたんです。


でも、瞑想を続けるうち気づきました。

全部自分で選択していることに。

全て自分で選択している。

そんな自覚をいつだって持っているのに、なんでこのことだけにはその意識がなかったのか不思議です。


「ただできるからやっている」から、「好きだからやっているんだ」と思うようになると、向き合い方が変わるんですね。


それまでも、勉強し、実験し、研究することはしていましたが、「好きだったんだ」と自覚をすると、アプローチの仕方や、発想、取り組み方が変わってきます。

集中しているつもりで、できていなかったことに気づきました。


自分ではなんでもなくやっていることで、周りから認められるものは、才能です。

才能を知ることは、「自分とはいったいなんのか」を知る第一歩になります。


今回質問をしてくれた参加者の方は、ものづくりが好きな人。

作品を出展したこともあるけれど、思うような反応がとれず、それ以来作品の発表をやめてしまっていました。


作品を見せてもらったら、発想が斬新で、面白いアイデアの作品でした。

ただ、「見せ方」に問題がありました。


写真も紹介文も、「なんとなく」なんですね。

それでは、反応がとれなくても仕方がないのです。


せっかくのアイデア作品も、‟なんとなく売れるかな”で出展してしまってはモッタイナイ。

作品はいいのに、反応がとれないやり方をしてしまっただけで、発表しなくなるなんてもっとモッタイナイ。


何度でも言いますが、好きなこと、飽きずにやっていること、気づいたら続けていること、それは生まれ持った才能です。


よく瞑想というと、「無」になるとか、「周りと一体となる」といいます。


瞑想とは、自分を見つめる時間を持ち、本当の自分を見つけること。本当の自分を生きる道。


時間や、やることや、周りに流されてしまっていると、自分が本当はなにがしたいのか、どう生きたいのか、どう幸せになったらいいのかわからなくなってしまいます。


瞑想はどこでも、いつでもできます。

‟ただ”見る、‟ただ”やる、"ただ”聞くといった「なんとなく」をやめて、自分が「今」やっていることに意識を向ける、集中する。


「自分とは何なのかを知る」までには至らなくても、なるべくそうするよう意識することで、瞑想の練習になります。


現代ほど自由に生き方を選択することができなかった昔と違い、本当にやりたいことみつけ、本当の自分で生きることが「周りと一体化する」ことです。


本当にやりたいことをしながら、自分らしく無理なく生きている自分を想像してみてください。


そんな人ばかりの世界を想像してみてください。


自と他の区別なく、優しい気持ちでいる自分が見えてきませんか? 


瞑想の先にあるもの。

それは、時間や、周りや、やることに振り回されることなく、自身と周りを大切にする幸せで穏やかな自分です。





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