今日も元気にしてますか。
「”全体として””トータルで”といったものの見方や、考え方ができる人が周りにいないんです。」
普段わかってもらえない分、話が通じる人に出会えると嬉しいですよね。
ものの見方、価値観、考え方などの違いで、理解されないといったことはよくあることです。
個人的なことでいえば、よく質問されるので先日書いたハチミツについての記事。
ハチミツは選ばないと、老化や病気の原因となります。
医学的にAGE(終末糖化産物)となることがわかっているのに、老化や病気の原因となるハチミツが大量に生産されて、大量に消費されています。
これは、わかってもらえないというより、知られていないだけ。
こういった食品は実はたくさんあります。
トータルで見れない・全体的に考えられないといったことついては、マニアックな例になりますが、肩が痛い、腰が痛いといったときに、症状を感じている部分だけにアプローチするといったこと。
歯列矯正をするなら、口全体の状態、笑った時の歯の見え方、顔の輪郭、頬のたるみなど、全体を考慮してくれる先生がいる反面、歯がきれいに並べばいいといった歯科もあります。
病気や不調の原因究明なら、原因は1つではなく複合的なもの。
心情、環境、体の状態、性格、といったものを含めて原因をみつけないと、対処療法はできても根治が難しいこともあります。
美容においても、正しいスキンケア、食事のしかた、睡眠や自律神経だって絡んでくる。
ダイエットだって、食事や運動だけじゃダメなこともあります。
体質に合った食事のしかたや運動があるし、合っていなければ成果は出にくく、無駄にきついだけになって続けにくい。
体の痛みやその他の不調を改善するのにも、きれいになるのにも、痩せるにも、トータルで見るということはとても大切です。
トータルでものを見ることの大切さはまた別の機会にします。
今回は「わかってもらえない」ということについて。
わかってくれる人が少ない、わかってもらえない。
こういったことはよくあります。
でも、わかってくれない人の環の中にいるだけで、その環の外にはわかる人がいるはずです。
その人の周りにいないというだけです。
先述のハチミツについては、わかってもらえないというより、知らない人が多いだけなのと、「こんなに色んなお店にたくさん売っているのに、危険なわけがない」と思っている人も多い。
大抵のことはきちんと説明ができればわかる人は多いものです。
興味がなければ、一緒に盛り上がることはできないですけど。
病気の原因、スキンケアやダイエットについても同じです。
でも、何を言ってもわからないという人は一定数います。
あまり時事ネタは使いたくないのですが、セクハラで辞職した財務省の事務次官。
その周りにいる同じような感覚の人たちや、世間にいる同じような感覚の人たち。
この件の真偽はわかりませんが、セクハラをする人は、なにがセクハラなのか、なにが悪いのか、きっとわかっていません。
悪気があったわけじゃないんだからそんな風にとらなくても、言葉の遊びじゃないか、イケメンがいったらセクハラにならないんでしょ、くらいに思っています。
というより、できません。
極論のように聞こえるかもしれませんが、こういった人たちに多いのは、「年齢」「性別」「学歴」といったものや、「勤務先」「役職」「立場」といったもので人のことを見ています。
そして、自分自身についても同じように考えていることが多いのです。
例えば、
○○大学を出て、財務省に勤め、こういった役職で、こんな立場です。
といった感じです。
こういう人達は、リストラをされたり、リタイアしてすることがなくなると、色々な意味で大変です。
また、女性に対して、「美人」「好み」「痩せている」「太っている」「未婚」「既婚」「子供がいる」といった見方しかしないので、「美人なのに」「痩せた方がいいよ」「結婚はいつ?」「子供はまだ?」といったことを‟悪気なく”言います。
以前なにかで読んだのですが、セクハラ発言をする人に「それを自分の娘が他の男性に言われていると考えたらどうですか」と聞いたら、男性は「別になんとも思わない」と答えたそうです。
次に「では、あなたの上司の娘さんに同じことが言えますか」と聞くと表情が変わったとか。
珍しく時事ネタで、セクハラに話が行き過ぎてしまいました。
言いたいのは、わからない人にわかってもらおうとするのは、エネルギーの無駄だということです。
わかる人、わかろうとする人にだけ、わかってもらえばいいんです。
海を見たことがない人に、海がどういうものか説明しても、言葉を理解するだけです。
リンゴを食べたことがない人に、リンゴの味を伝えても、言葉を理解するだけです。
実際に海を見なければ、その大きさも、潮風を受ける感覚も、潮のにおいもわかりません。
リンゴを食べてみなければ、味も、香りも、食感もわかりません。
人は変えられません。
親子であろうと、家族であろうと、夫婦であろうと、変えられません。
変わろうという意思がない人を、変えることはできません。
海を見に行こうとしなければ、リンゴを食べてみようとしなければ、経験も実感もできないように、わかろうとしない人はわかりません。
近しい間柄だと尚更悲しいことですが、しかたのないことです。
その人にはその人の生き方があります。
わかる人、わかろうとする人とだけ、共有しましょう。楽しみましょう。
わからない人にわからせようとするのは、エネルギーだけでなく、時間も無駄です。
その時間とエネルギーを、やりたいことや、やって有意義なことへ回したら、なにができますか。
自分自身をより豊かにすることへ時間もエネルギーも費やしたほうが、ずっと人生が輝きます。
Eiko's Way of Life -真に豊かで自分らしい人生を-
自分らしく自由な人生を生きる人でたくさんの世界になりますように
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